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栄区剣道連盟の沿革
栄区剣道連盟は昭和61年11月に戸塚区から行政分区して栄区が誕生したのと同時に誕生した。
これより先の昭和45年、当時本郷地区の体育指導員の会長でクラプ育成に熱心にとりくんていた
故金江圭太郎氏のお骨折りにより、まだこの地域では学校の部活動以外には組議的に行われていなかっ
た剣道を初めて小学校の体育館を借りて、地域の青少年の健全育成を目的に指導にあたったのが
教士七段の故金子勇氏であり、照井榮一氏であります。その後このあたり一帯の開発に伴う学校のの増加と
共に道場数や会員も増え、昭和46年4月18日に戸塚区剣道連盟本郷支部として発足し、その後昭和4
8年に照井榮一氏による西本郷支部、さらに昭和49年に飯島地区を中心にはじめられた椿昭次氏指
導による「飯島道場」支部が発足し、栄区剣道連盟の前身となりました。
 そして昭和61年11月に戸塚区から栄区に行政分区したのを機に我々も戸塚区剣道連盟から独立し
て「栄区剣道連盟」を設立すべく、昭和62年1月25日(日)に栄区地区センター会議室において「栄区
剣道連盟設立準備会議」が開かれました。そしてその場に於いて選挙といら最も民主的な方法で椿豊久
氏(現名誉会長)を会長に選出し、その他の役員や規約を制定し、昭和62年1月30日にはそれらの
資料を添えて、神奈川県剣道連盟会長、小中澤辰男氏に「栄区剣道連盟」承認の申請を行いました。
 そして4月からの本格的活動にそなえて、昭和62年2月8日には第一回目の常任理事会を開催して
年間活動計画を作成するなど実質的な活動が始まりました。
 そして草沢義勝・吉續干城両氏の尽力により昭和62年4月1日正式に戸塚区剣道連盟から分離独立
し「栄区剣道連盟」が発足しました。
 4月5日(日)には最初の行事である級位審査会が295名の受審者、2会場で行われました。
 また昭和62年6月14日に、現在はなくなりました神奈川県消防学校の体育館に於いて「栄区剣道連
盟発足記念大会」を開催したのをはじめ、平成2年の4回大会までを県消防学校の体育館をお借りし、
平成3年の5回大会からは新しく出来た栄スポーツセンターにおいて毎年区民剣道大会を開催してき
ました。そして平成8年11月24日には「発足10周年記念栄区民剣道大会」、平成13年11月23日には
「第15回記念栄区民剣道大会」を、そして平成18年10月29日(日)には「創立20周年記念栄区民剣道
大会」を盛大に開催する事が出来ました。
 創立以来20年と、他の区から比べれば歴史は浅いのですがその分指導者層も若く、常に明るく開放
な雰囲気の中で話し合いが行われ、年間を通して大変中身の濃い活動が行われてきました。
 毎年秋に行われる「栄区民剣道大会」・春と秋の級位審査会・毎月第二土曜日の夜の合同稍古会
年数回の指導者講習会を基本にその他必要に応じての教室を開くなど活発な活動を行っておます
 また最近の傾向として青少年の犯罪が増加すると共に低年齢化が間題になっておるところから、特に
青少年への指導には力を入れ、平成12年度から毎年6月に、青少年対象の「栄区少年少女剣道大会」
を開催しております。
またその後に、「交剣知愛」の精神のもと、戸塚から分かれた泉・栄そして戸塚を加えた三区の合同古
も行い互いに親交を深めております。
 現在栄区内には学校の部活動以外の剣道の道場として、剣道6支部が、4箇所の小学校・4箇所の中学校・
1箇所の高校の体育館をお借りし、下は幼園の豆剣士から上は80歳代の高齢者まで文字どおり生涯スポーツ
としての剣道の稽古に汗を流しております
 尚これからは、少子高齢化に伴う子供達の減少に、さらに栄区の総人口の減少傾向も加わり、剣道人
の減少が大きな問題です。
 新規
会員を増やすのと同時に、現在の会員がすぐにやめる事なく、大人になっても剣道を続けていら
れるように、剣道の良さ、楽しさをいかに伝えていけるかがこれからの課題であり指導者の責任ではない
と思われます。
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